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-星の和名-
渡島半島の戸井町(現函館市)に住む漁師さんは、プレアデス星団をウズラボシと呼んでいました。「七つばかしの星が、ごちゃごちゃとかたまっている。うずらという鳥がかたまって飛んでいるように見えるから、 ウズラボシと言った」。六連星(ムツラボシ)という和名が訛ったものに、小さな鶉が群れをなす様子をイメ ージしたのです。鶉は夏の間青森や北海道で繁殖し、冬は南へ移動する渡り鳥です。群れをなす性質があり、昔は身近に見られる鳥でした。