季節の星めぐり

最新の記事

  • 春の星空
    子の刻 暮六ツ 日没の後、空がだんだん暗くなって星が現れ始めます。周りが見えなくなり、1日の活動が終わります。 明六ツ 日の出前、空がだんだん明るくなって星が消えていきます。周りが見えるようになり、1日の活動が始まります[…続きを読む]
  • 妙見神の示現 ~染谷川の合戦
    板尾山栄福寺(千葉県)蔵「千葉妙見縁起絵巻」より 承平元年(931)、平良文・平将門連合軍は、染谷川(群馬県)において平国香の 軍勢と激突した。敗色濃厚の連合軍の前に、突如上空から雲に乗って現れたりが、 十二、三歳の子ど[…続きを読む]
  • 天空の大時計「北斗」と不動の「北辰」妙見
    茨木孝雄(元国立天文台) 輝星が少ない北の空にあって、ひときわ目立った星ぼしのならびを、洋の東西を問わず柄杓ひしゃくやスプーン(dipper)に見立てた例は多い。北半球に住むわたしたちは、四季を通じて北斗七星を見る機会が[…続きを読む]
  • 世界の「おおぐま座」「こぐま座」
    星の和名では、本編で紹介した名前のほかに、北極星の呼び名として「とくぞうぼし」(III-P●)、「しんぼし」(P●)、北斗七星の呼び名として「かぎぼし」(P●)や「けんさきぼし」(P●)などがあります。また、アイヌ文化で[…続きを読む]
  • こぐま座・おおぐま座の天体
    北極星(恒星) 天の北極に最も近い明るい星を北極星と呼んでいます。現在の北極星はポラリス(こぐま座のα星■)で、薄黄色の2等星■です。北斗七星の柄杓の柄と反対の側の2 星の間隔を北へ5倍ほど延長したところに見え[…続きを読む]
  • こぐま座・おおぐま座
    こぐま座は北極星のある星座、おおぐま座は北斗七星のある星座です。北極星を中心に星空は東から西へと時間とともに巡ります。北斗七星は中国起源の呼び名で、北極星を見つける目印にもなります(↓●ページ参照)。 こぐま座 北極星の[…続きを読む]