-星の和名-

チヌカル クル

ci-nukar- kur (おおぐま座北斗七星)

北海道には、先住民族アイヌの星座と、後に内地から伝えられた和名の両方が存在します。チヌカ ク(われら人間の見るカムィ)は、北斗七星をカムィ(神)の姿に見立てたもので、季節や方角を知るために用いられました。アイヌの星座には、トラ ネノチ(怠け者の七人の娘)など、ユニークで物語性に富んだものも見受けられます。

2024/2/14