●認知天文学とは、景観を含めた多様な天文現象を人がどのようにして認知し、その基盤の上にいかなる自然観、宇宙観、世界観を形成して来たのかを認知心理学、生理学、脳科学的アプローチを基礎に探求する分野です。
基本的な課題設定として、ある天文現象を人が
①「どのように認むのか(どのように見える(た)のか)」
②「なぜそのように認むのか(なぜそのように見える(た)のか)」
③「いかにそれを表し残し伝えたのか」
を問い、その整理解明を目指します。
●さらに、認知天文学の成果をより具体的な時系列に整理して、その歴史的な体系化を試みるのが「人類宇宙観史解明プロジェクト」です。天文景観情報から再構築する人間学を目指します。
いずれも、広義の天文に関する新たな研究アプローチの提案で、現状は、その学的射程を見定める探索段階にあります。
・「認知天文学の創出」(京都大学)
・「古文書×AIで解き明かす歴史的天体現象」(2026-2027予定)国文学研究資料館
・時間学研究所(山口大学)